オンラインZoomセミナー(Webセミナー)を成功させるには?成功例から得たやり方とコツをお伝えします
テレワークが増え、オンラインセミナーやオンライン勉強会など開催する企業は増えているのではないでしょうか。
しかし、オンラインセミナーを開催するとなっても、「どのように準備したら良いのかわからない」「うまくできなくてグダグダになってしまう」など、主催側は疑問や不安が多いと思います。
そこで、今回はBLINKインキュベーション・マネージャー吉井慎人の「オンラインセミナーの企画・運営方法の極意」をご紹介します。
【準備編】
1 講師の環境を整える
マルチ ディスプレイで、同時に状況把握!
例えば、モニター画面(上)にスライドを映すことで、スライドを見ながら説明することができる。同時に、モニター画面(下)にZoomを映して参加者の顔を見ながら話すことができます。モニター画面(右)にチャットやカンペなどを出しておけば、より良いでしょう!
回線を整える
できれば、WIFI(無線LAN)よりケーブル(有線LAN)を使用する方が回線が安定し、スピーカーがスムーズに話すことができますね。
マイクやカメラの機材を揃える
雑音が入ってしまうので、パソコンのマイクよりもイヤホンのマイクを使った方が良いでしょう。
講師が複数人いる場合や会議室全体が見えるようにする場合は、100°以上の広角カメラなど用意しても良いかもしれません。
2 ファシリテーションの準備は入念に
マイクのON/OFFのルールを明確に定める
おすすめは、雑音防止のため基本ミュートにしてもらい、質問など発言したい時にオンにして話してもらうスタイル。オフラインで挙手して発言する感覚ですね。
書記やファシリテーターなどの役割を決めておく
チャットのコメントは見逃しがちなので、ファシリテーターが、スピーカーが見逃した質問を拾い再度質問することで話の幅が広がります。
書記は主にメッセージボックスの質問や発言をメモするなど。Zoomの場合録画機能など使って記録を残すのも良いかもしれません。
3 オンラインならではの講師テクニック
スライドの画面共有
気をつけておくべきことは、オフラインの時より文字を大きくすること。スマホで視聴する人もいるため文字は大きい方が見やすいです。
【実践編】
1 チャット機能を活用して、参加意識の情勢を!
オンラインセミナーがオフラインと大きく異なる点は、チャット機能です。
質問や感想、リアクションなどをオンタイムで送受信できることを最大限に活用しましょう。
質問受付は参加意欲をかき立てます。そこで、注意しておくべきことは、発言タイムを意識的に設けることです。
特にオススメなのは、
<アイスブレイクとして冒頭にスピーカーが質問を投げかけ、それに対して発言タイムを設ける>
セミナーの冒頭で参加者にチャットで回答してもらいます。これにより参加者はセミナーへの参加の仕方を理解するので、その後発言しやすくなったり、参加意欲を上げることができます。
この方法を実際に実施したセミナーでは、1時間40分で270コメントもありました。冒頭にチャット参加を呼びかけるスタートだったからこそ、ここまでの発言数になったようです。
<セミナー時に3分間など時間を決め「質問タイム」を設ける>
参加者がその時間内に疑問・質問をチャットに入力します。
講師側はそれに対し丁寧に答えることができるので、セミナー満足度にもつながります。
質問タイムの間、無言の時間があっても良いですが、無駄話をして回答に繋げても良いでしょう。講師側からするとラジオの投稿に答えるようなイメージだそうです。
2 発言者が称賛される雰囲気づくり
講師やファシリテーターが、「良い質問ですね!」「OOさん!まさにその通りです!」など、発言者のコメントを称賛することで、周りの参加者からも称賛される雰囲気ができていきます。
この時に、参加者に拍手ボタンとかgoodボタンを使ってもらうのも良いですね!オフラインには無いオンラインの良さかもしれません。
3 早口めでトーク!
オンラインで話す時は、少し早口くらいでちょうどいいかもしれません。
PCを前にして参加していていても他の作業ができたり、意識が散りやすい点がオンラインのデメリットかもしれません。少し早めのトークでテンポよく飽きさせないことも大切です。
(オンライセミナーの目的にもよる)
4 出入り自由
オンラインセミナー はなんと言っても気軽さが売りになると考えます。
隙間時間を使ってちょっとした興味で参加されるケースが大半だと思います。入退室の自由度が高い方が気軽に参加してもらえるはずです。
(オンライセミナーの目的にもよる)
5 スピーカーの背景を変更する
Zoom を利用するセミナーであれば、バーチャル背景機能を使った、プロフェッショナルな見せ方はどうですか?バーチャル背景の設定・活用方法はこちらをご覧ください。
いかがでしたか?以上のポイントを頭に入れておくと、オンラインでもセミナーを進めやすいと思います。是非、参考にしてみてください。
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◆BLINKとは?
BLINKは、2018年6月に国際的なメンバーによって六本木(東京都港区元麻布3-1-6)に設立されたシェアオフィス・コワーキングスペースです。スタッフは9か国語に対応しており、イギリス、フランス、台湾、オーストラリア、メキシコなど、世界中から集まる外国人入居者の割合は45%となっています。日本にいながらグローバルなコミュニティーを形成することで、入居者のビジネスの成長を加速させます。当施設は、地下1階から4階まで5フロアのビル1棟すべてが使えるオフィス環境です。
柔軟な賃貸契約に対応しており、自由でクリエイティブな空間とコミュニティーを提供しています。特に1階のカフェエリアでは、コーヒーを飲みながら会話を楽しみ、集中して作業したい際には個室や防音ルームへ。屋上テラスやホワイトボードに囲まれた部屋でアイディアを膨らませるなど、様々な働き方を実現出来ます。